かげろう
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かげろう 著者:藤堂 志津子 |
40歳前後の女性の物語が三篇。
どれにもあまり共通しているテーマはなくて、人生を振り返って周りの人間との関係を綴っている話だったんだけど、藤堂志津子らしく、しっかり読ませて、客観的に人間というものを見つめられる物語だった。
でもちょっと物足りなかったような・・・
「かげろう」
20以上年上の夫と結婚し、先立たれた後に、その夫の弟子のような夫婦を気に入って養子にするけれど・・・
「あらくれ」
母親の思い通りに生きられなかった主人公は、辺鄙な田舎で食堂を経営し、そこで女性二人を雇いながら養っている。
「みちゆき」
本当は愛していないのに愛人のような関係を結んでいた相手とやっと別れることができてほっとしている主人公。その男の新しい相手は昔の同級生。そしてその同級生から語られる二人の関係を聞いて・・・。
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